フルボディの赤ワインです。
植樹8年目のサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローの混醸です。
ステンレスタンクで二次醗酵（マロラティック発酵）をすませた後、セパージュを決めて一つにします。（この年はサンジョヴェーゼ30％、メルロー40％、カベルネ・ソーヴィニヨン30％。）
その後、木樽で2年間、熟成させた後、瓶詰めし、2年間、瓶内で熟成させました。
「色は濃いめのルビー色。
グラスに注いで直に嗅ぐ香りは完熟したプルーンや桃、野いちご等のフルーツと良質のカカオの香りが第一印象で、大きめのワイングラスの中でゆっくりと、ひと回り、ふた回り、ワインを空気に触れさせて、改めて嗅ぐと、前に感じた甘めの香りが、すっきりと清涼感を感じる香りに変化している。
そしてゆっくりと一口目をテイスティング。
若くもなく熟れすぎてもいない森のフルーツと、主張しすぎないカカオの香りが口の中に長く残るが、それも押し付けている感はない。
フルボディで力強いが、酸とタンニンのバランスがよく、繊細で細やか。
時間が経つごとに、タンニンが綺麗に整ってくる、その変化も楽しんでほしい。
飲み頃は、今〜20年くらい。」
大木和子
¥8,800
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